米連邦公開市場委員会(FOMC)は13、14両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.5ポイント引き上げることを決めた。前回まで4会合連続で続けてきた0.75ポイントから利上げペースを減速させた。
パウエル議長はFOMCの声明発表後の記者会見で、「なお幾分か道のりは残っている」と発言。
政策金利は来年末に5.1%、24年に4.1%に低下との見通しが示され、いずれも9月時点での予測から引き上げられた。
「インフレ率が持続的な形で2%へと低下していると委員会が確信するまで、利下げが検討されることはないとみている」とし、「物価安定を回復させるには、景気抑制的な政策スタンスをしばらく維持する必要がありそうだ」と議長は述べた。
下記Bloomberg記事より切り抜き
パウエル議長、「なお道のり残る」-0.5ポイントに利上げ減速後も
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、現在進めている積極的な利上げは終了に近づいてはいないとの見解を示した。金融当局者らの予測では来年の政策金利予想が…