ミシガン大消費者調査ディレクターのジョアン・シュー氏は発表文で「インフレ期待を巡る不透明感の継続は、この先もなおそのような定着があり得ることを示唆している」と解説した。
「株式と住宅の市場変動が続いていることで高所得者層の見通しは暗くなっており、これがこうした消費者の支出に今後響くだろう」とシュー氏は指摘。「全般的なセンチメントは依然低く、こうした要素は今後数四半期におけるリセッション(景気後退)リスクを浮き彫りにする」と続けた。
下記Bloomberg記事より切り抜き
ミシガン大消費者調査、インフレ期待上昇-マインド指数は低下
米消費者のインフレ期待は11月に入り、短期と長期の両方において上昇した。一方で、借り入れコスト上昇を背景に消費者マインド指数は4カ月ぶりの水準に低下した。