ここでは基本チャートパターンでもあるダブルトップ・ダブルボトムについて解説します。
ダブルトップ・ダブルボトムとは
トレンド転換を示唆する代表的なチャートパターンです。
出現頻度も非常に高いのですが、その分優位性の判断が難しいチャートパターンでもあります。
ダブルトップについて
相場の天井を示唆するチャートパターンです。
1番天井より下落に転じた後、再度上昇を試みるも2番天井を打って下落に転じます。
ネックラインを超えて下落すればダブルトップの完成となり、同時にそのタイミングが売りサインになると一般的には言われます。
ダブルトップの利確目安
ネックラインを超えてダブルトップを完成させたら、一般的には2番天井からネックラインの長さに等しい長さまで下落することが多いとされており、利確サインの目安として利用されます。
リアル相場で形成されるダブルトップ
下のチャート図はリアル相場で形成されたダブルトップの成功例と失敗例になります。
ダブルトップの成功例
ダブルトップの失敗例：ネックラインを下抜けることができずに上昇
ダブルボトムについて
相場の底を示唆するチャートパターンです。
1番底より上昇に転じた後、再度下落を試みるも2番底を打って上昇に転じます。
ネックラインを超えて上昇すればダブルボトムの完成となり、同時にそのタイミングが買いサインになると一般的には言われます。
ダブルボトムの利確目安
ネックラインを超えてバブルボトムを完成させたら、一般的には2番底からネックラインの長さに等しい長さまで上昇することが多いとされており、利確サインの目安として利用されます。
リアル相場で形成されるダブルボトム
下のチャート図はリアル相場で形成されたダブルボトムの成功例と失敗例になります。
ダブルボトムの成功例
ダブルボトムの失敗例：ネックラインを超えることができずに下落
動画解説！
動画では「優位性の高いダブルボトムは？」「仕掛けるタイミングは？」など、少し深く掘り下げて解説しているので、お時間ある方はぜひご視聴ください。
まとめ
ダブルトップ・ダブルボトムは非常に出現率が高いチャートパターンです。
特に抵抗の強いところでは高確率で出現しますが、それゆえにダマシになることも多々あります。それを防ぐためにも個人的には最低でも1時間足以上のダブルトップ・ダブルボトムに絞った方が最初のうちはいいかなと思います。
