元FRB金融政策局長で現在はドレイファス・アンド・メロンのチーフエコノミスト、ビンセント・ラインハート氏は「パウエル議長は歴史に自分の功績を残したがっている。バーンズ氏のように見て見ぬふりをして時期尚早に政策を転換したわけでもなく、ボルカー氏のように意図的にリセッションを引き起こしたわけでもない人物としてだ」と述べた。
今週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合では利上げペースを0.25ポイントに落とすと予想されているが、パウエル議長は同時に、政策金利を当面、高水準に維持し、物価上昇圧力が抑制されたと確信するまで金融緩和に転じることはないと表明する公算が大きい。
下記Bloomberg記事より切り抜き
パウエル議長の狭い道、バーンズ氏やボルカー氏と一線画すも達成困難
パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、インフレ抑制とリセッション(景気後退)回避の両方を求める強力な圧力に直面する中、バーンズ、ボルカー両元FRB議長と…