トレード戦略
週足
今週ドル円は長い上髭を付けた陽線を確定(白矢印)。
以前より話している白ゾーンの節目となるところで陽線トンカチのようなローソク足を形成した場合は上昇していくことが多いので注目しておきたいところです。
日足を見ていきます。
日足
直近の日足では陰線を確定させていますね(白矢印)。
全体的な流れとしては黄色ゾーンから大きく反発させて落としてきていましたが、若干その流れを止められた印象です。レンジ相場の中でも買い圧力の方が強いため、まだ少なくとも緑ゾーンを下抜くまではロングを軸でいいのかなと思っています。
4時間足を見ていきます。
基本はロングですが、このまますぐに黄色ゾーンを抜けるのは難しい気もするので、黄色ゾーン付近で上げ止まる動きが見えれば短期ショートを仕掛けるのはアリかもですね。
4時間足
ロングを軸として見る場合、仕掛けるポイントとしては白ゾーンか黄色点線あたりでしょうか。緑ゾーンまで落としてから上昇転換する可能性もありますが、そのまま続落する可能性もあるため、黄色点線を下抜いたら少し警戒しておいてもいいと思います。ただしロングを仕掛けるにしても大きな値幅を狙うよりは小さく取っていくべきだと思います。
1時間足
1時間足は正直分からないですね。
来週月曜日の東京市場では下げたら白ゾーンからロングを仕掛けても良さそうではありますが、ちょっと分からないです。
まとめ
今月は米経済指標が好調のなかインフレ加速が懸念され始めています。そのため来年半ばまで見込まれているテーパリング終了時期頃に利上げが始まるという見方も強まっていることから、まだしばらくは高値圏を推移する可能性もありそうです。
そんな中で次に注目されるのは来月の雇用統計でしょうか。
少なくともそれまでは今の価格水準で推移する可能性がありそうです。
値動き的にはやはり強くなかなか下落に転じにくいですが、ポジションの偏り的にもここからすぐに上昇していくのはやや難しい印象です。
来週も基本的にはレンジを想定してトレードしていきたいと思います。