トレード戦略
ドル円・週足チャート – 上昇継続に警戒
今週はついに硬いイエローゾーンを打ち破って大陽線を形成(白矢印)。
続けて赤ゾーンも超えてきましたね。
上昇圧力が弱まる動きも見えないので、まだ続伸を警戒しておいても良いでしょう。少なくとも落としにくいのかなと。次の目安は青ゾーンあたりでしょうか。
週足チャートの値動きでは上昇圧力が強いですが、ただここからは調整が来る可能性もあるので日足チャートで見ていきます。
ドル円・日足チャート – 調整相場から押し目狙い
緑ゾーンのみ更新しました。
黄ゾーン(138.113- 138.854)
オレンジゾーン(135.306 – 135.661)
緑ゾーン(143.588 – 144.101)
赤ゾーン(139.875 – 140.346)
青ゾーン(141.757 – 142.477)
紫ゾーン(126.191 – 127.198)
効果がどれほどか分かりませんが、目安としてチャネルライン(緑)とトレンドライン(赤)を一本引きました。
チャネルラインは緑枠、トレンドラインは赤枠を接点ポイントとして引いています。
基本的に来週はこのライン内で推移するという予測です。
赤いトレンドラインを上抜いたら上昇圧力がそれだけ強いというシグナルとしてみてもいいのかなと。
週足ベースで上昇圧力が強いので、今はまだ各ゾーンで押し目を狙っていくイメージです。
ただし現時点では赤ゾーンからの押し目はあまり推奨せず、黄色ゾーンからの押し目が望ましい印象です。
来週の木金で重要経済指標がありますが、少なくともそれまでは黄色ゾーンを下抜くのは難しいのかなと予測しています。
あとチャネルラインとかは別に無理して引かなくてもいいと思います。
ドル円・1時間足チャート – 小さな押し目狙いとレンジ転換
見やすくするため赤ゾーンは非表示にしてあります。
1時間足なので短期的な予測になりますが、この後の傾向としてはレンジになってもいいのかなと予測しています。その中で短期的な押し目は仮でひいた青ゾーンあたりです。
この辺りの価格帯でレンジ相場になり、どちらの方向が優位性が高いのか判断していく相場になるのかなと。一時的には黄色ゾーンまで落としてくる値動きもあるかもしれません。
来週の価格推移の見通し
赤ゾーンと青ゾーンの2つの範囲に分けて価格推移を予測します。
赤ゾーン:137.556 – 142.422
青ゾーン:142.423- 146.235
まとめ
今週はFRBによる利上げ継続の姿勢が見られたことにより、6月FOMCで追加利上げが行われる観測が強まりドル円は上昇。これにより来週の米指標に注目が集まっています。
特に来週注目なのは6月1日(木)のADP雇用統計、ISM製造業景況指数、製造業購買担当者景気指数、6月2日(金)の米雇用統計になります。予想より強い結果となれば追加利上げの可能性が高まりドル高が加速するでしょうし、逆に弱まればドル安になる可能性もあります。
テクニカル的に分析すると現時点では上昇圧力がかなり強い印象なので、経済指標でも余程の弱いデータが示されない限り、下落したところで一過性となり上昇していくようにも見えます。