トレード戦略
ドル円・週足チャート – 規定された上値の重い価格水準
前回のトレード戦略で話したようにドル円は次のターゲットである黄ゾーンに到達。
そして今週足は長い上髭の陰線を確定(白矢印)。
この一連の値動きを見ると、ひとまずこの黄ゾーンあたりが上値の重い価格水準として規定する可能性が高まっている印象です。
つまり底堅い価格水準として規定されたゾーンは、紫ゾーン(126.191 – 127.198)、黄ゾーン(137.628 – 138.854)の2つとなり、今後しばらくはこの価格間で推移する可能性があります。
そして以前のトレード戦略でも話しましたが、これから考えられる値動きのケースとしては、三尊のようなチャートパターンを描いてくる可能性です。
こんな綺麗なチャートパターンを描いてくるとは思えませんが、可能性の一つとして頭に入れておいてもいいと思います。
ドル円・4時間足チャート – 弱い値動き
ゾーンを新しく3つ引き直しました。
青ゾーン:135.823 – 136.043
緑ゾーン:133.786 – 134.111
赤ゾーン:131.399 – 131.911
ドル円は今非常に弱い値動きを形成しつつありますが、その根拠をより強く確信させるために青ゾーンを否定する値動きが来ると嬉しいです。
もしここから再度上昇して青ゾーンで反発されるなら、赤ゾーンあたりまで落としてもいいような印象ではあります。
逆に青ゾーンを上抜いてくるようなら、少々読みにくい値動きになりそうですね。
来週の価格推移の見通し
赤ゾーンと青ゾーンの2つの範囲に分けて価格推移を予測します。
赤ゾーン:126.328 – 131.625
青ゾーン:131.626 – 138.639
まとめ
今週の大きなニュースと言えばシリコンバレー銀行破綻。これをきっかけに市場は年内の米利下げを織り込んでくる可能性があるため上値は重い印象です。
また以前トレード戦略では紫ゾーンを下抜くには大きな材料が必要と話しましたが、今回のシリコンバレー銀行破綻はその起爆剤となる可能性もありそうです。