12/13〜12/17 ドル円 週間トレード戦略|上昇圧力の強まりに注意

目次

トレード戦略

週足

ドル円は続落させると思ったら赤ゾーンで反発させて週足で陽線のトンカチを形成(白矢印)。

先週足は陰線のトンカチのようなローソク足を作り、今週は陽線のトンカチです。そしてすぐ下には抵抗帯もあることから、また再度ここから上昇する可能性が高まってきている印象。もし仮に青ゾーンまで下げてくるようであれば、そこから大きく上昇していく可能性がありますが、今のところここまで下げる動きはなさそうです。

日足を見ていきます。

底堅いところで陽線のトンカチが出た時は一旦上を試しにいくことが多いんだよね!

日足

日足で見ると今度は緑ゾーンのところでトンカチを形成(白矢印)。

陰線ではありますが、底堅いところでこのパターンを作ってきているため、少なくとも来週月曜日の東京市場では続落は難しいのではないでしょうか。次の足が陽線のトンカチなど形成したら続伸の可能性が高まりそうですが、まだ下落する可能性はあるので慎重に見極めたいところ。

日足でもトンカチが出ている。だけど陰線だから少し慎重にトレードしよう。

4時間足

仮でレンジのボトムに白ラインを引いてみましたが、来週の月曜にこの白ラインを下抜かなければ、やや上方向を疑ってもよいと思います。まぁとはいえ今は方向感のない相場。

来週水曜日のFOMCまでは市場も様子を見ているため、基本的には短期決済がよいのかなと思います。

レンジ相場で安値を切り下げているんだけど反発も強い。ボトムの節目も曖昧になってきているし、こういった相場はここから上昇していくことも多いので要注意かな。

1時間足

来週月曜日の東京市場では黄色点線(113.227 – 113.291)を下抜くのは難しい可能性があるため、この辺りまで落としてくるなら短期的なロングは優位性が高そうです。ただし2度、3度繰り返して落としてくるようなら控えた方がよいと思います。

直近では強い下落相場を作っているため(黄色枠)上値も重いでしょうし、東京市場では上へ伸びにくい傾向があります。そして逆に東京市場から早々に黄色点線を下抜いてくるようなら、赤ゾーンあたりまで下げる可能性も高まるので注意しておきたいところでしょうか。

まとめ

ドル円は方向感のない相場を作っていますが、来週は今年最大の山場ともいえるFOMCが12月14日〜15日に開催されるため、市場が様子見となっている印象です。

パウエルFRB議長はこれまでインフレに関しては一時的という見方をしていましたが、先週の米消費者物価指数が上昇したことによって、来週のFOMCではテーパリングを加速させる可能性が高まりました。つまり来週のFOMCではタカ派寄りな内容になる可能性が高いため、ドル円が強含む可能性もありそうです。

値動き的にも底堅く、来週はFOMCも控えているため、安易なショートは危険かもしれません。おそらくFOMCまでは下げてもすぐに上昇してくると思われるので、基本的には落ちたらロングを拾えばいいかなと。FOMCでは基本ノーポジにしておきたいですね。

・青ゾーン(111.634~112.003)
・赤ゾーン(112.602~112.745)
・緑ゾーン(113.205~113.506)
・黄色ゾーン(114.627~115.102)
白ゾーン(113.813~113.886)

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