【来週のドル円予想・見通し】トレード戦略|上昇転換

上昇転換
目次

トレード戦略

ドル円・月足チャート – 底堅い価格水準

2月に入ったので月足から見ていきましょう。

まず1月の月足はやや上髭が長めの陰線のコマを確定させました(白矢印)。去年の11月から続いていた非常に強い下落相場でしたが、ようやく落ち着いてきた印象です。

以前から話しているように、やはり紫ゾーン(126.191 – 127.198)はかなり底堅い価格水準だと思われ、しばらくはここを底値として、レンジ形成していくのかなと予測しています。

つまりここからは上昇優位性が高くなるとも言えますが、週足を見てみましょう。

現時点でこの紫ゾーンを下抜く可能性が考えられるのは日銀総裁人事でサプライズが発生したときかなとみています。

ドル円・週足チャート – 強気のサイン

今週足は長い下髭を付けた陽線を確定(白矢印)。

このローソク足から分かることは、底堅い紫ゾーンを試すも大きく反発。そこから上昇してほぼ上髭を付けずに形成しています。

つまりこのローソク足は強気のサインとしてよく現れるパターンであり、ここから上昇転換していく可能性が高まっていると思われます。

とはいえ約3ヶ月も続いた下落相場。上値も断続的に重い可能性もあり警戒するべきでしょう。

まずは次の日足で上値の重い価格水準を見ていきたいと思います。

ドル円・日足チャート – 上値の重い価格水準

直近の日足は大陽線を形成(白矢印)。

これまでのレンジ相場をほぼ全て打ち抜いてきており、この値動きによってストップロスオーダーを狩りあげて更に上昇に勢いが増しています。

このままもう一段上昇していく可能性もありますが、念のため上値の重い価格水準を確認しておきます。

それが以下ゾーンです。

赤ゾーン(131.551 – 131.905)
青ゾーン(132.897 – 133.364)
オレンジゾーン(134.581 – 135.204)

この各ゾーンでは利確目安、または上抜いてからの押し目になりえる価格基準としています。

個人的には赤ゾーンを上抜くのは時間の問題で、いずれはオレンジゾーンに到達するのかなと予測しています。

ドル円・4時間足チャート – 押し目ポイント

ここから下げた場合の押し目ポイントを探ります。

緑ゾーン(130.430 – 130.596)黄ゾーン(130.133 – 130.313)は多くのポジションが溜まっていたと思われる価格水準です。つまり、この2つのゾーンは強いサポートとして機能する可能性があり、特に黄ゾーンは底堅いと予測しています。

ただしこれだけ強い上昇なのでここまで下がるか分かりませんが、少なくとも緑ゾーンあたりまでは一旦落としてくる可能性は残っているので、その際は押し目としては有効かなと。

ちなみに赤ゾーンは前回大きく急落させている価格水準のため、強い反発を警戒しておきましょう。ここからまたレンジ相場に展開する可能性もなくはないです。

ここからすぐに黄ゾーンを下抜くのは難しいかなと思っていますが、万が一そのような値動きを作ってきた場合もしっかり想定してトレードしましょうね。

来週の価格推移の見通し

赤ゾーンと青ゾーンの2つの範囲に分けて価格推移を予測します。

赤ゾーン:129.575 – 131.913
青ゾーン:131.914 – 135.189

それぞれのゾーン内にいる間は、そのゾーン内を推移し続ける傾向が強そうなところで範囲を分けています。

まとめ

今週は雇用統計が市場予想を大きく上回る結果となり、FOMCで追加利上げの観測が強まりドル円は大きく上昇。またここから140円台あたりまでは目指していくような気もしていますが、なんせ予測しにくい相場です。

しかし値動きだけ見ればやはり一気に下げすぎであり、その分大きな反動で戻す可能性はかなり高いと思っています。

そして約2年ほど続いた上昇相場、そう簡単には崩れないでしょう。今年の秋頃までは125円〜150円を推移していくんじゃないかなと少し思っていたりしています。

今年はアメリカ大統領選挙(来年でした)がありますから。本当に恐ろしい動きを作ってくるのはその時かなと。

堅調な米株も仮想通貨も。

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