【来週のドル円予想・見通し】トレード戦略|やや上昇警戒か

【来週のドル円予想・見通し】トレード戦略|やや上昇警戒か | ヒコエモンFX デイトレードのほこら
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トレード戦略

ドル円・月足チャート – 底堅いが上値も重い相場が継続か

今月足は陰線を形成(白矢印)。

相変わらず上値は重いですが、先月足の大陽線を打ち消せるほどではなく、結果的には3月は底堅い値動きだったという印象です。

また今月足は陰線を付けたものの、高値と安値を切り上げていることや、長い下髭も付けているため、もう一度高値を試しにくる可能性は十分あるのかなと思います。

市場が期待するほどの強い下落圧力は続かなかった印象ですね。

ドル円・週足チャート – 値動きの規則性

これまでの下落トレンドのなかで反発させた陽線のローソク足に注目してみると(白矢印)、実体ベースでは全て直近の陰線ローソク足より切り下げていることが確認できます。しかし今週足は(赤矢印)初めて実体ベースでも切り上げてくる値動きを作ってきました。

つまりこれまで観測できた規則性がやや崩れかけているということであり、下落優位性がなくなってきているとも言えます。

これらの値動きをふまえると、来週からは相場を少しフラットに見る必要があるかもしれません。

日足を見ていきましょう。

ドル円・日足チャート – やや買われやすい相場

現在のゾーン

黄ゾーン(137.628- 138.854)
オレンジゾーン(135.106- 135.373)
緑ゾーン(133.786 – 134.111)
赤ゾーン(131.505 – 131.836)
青ゾーン(129.803 – 130.311)
紫ゾーン(126.191 – 127.198)

直近2日間のローソク足を見ると上下に長い髭を付けており、方向感が分かりにくい印象ではありますが、ここで必ず把握しておきたいのは直近の大陽線の存在です(白矢印)。

この大陽線をすぐに打ち消すのは難しい印象で、市場心理的にも今は買われやすい傾向にあるかと思われます。

そうなると日足ベースで見ると、下げた時は赤ゾーンあたりが買い場となる可能性があります。

逆にこの大陽線を打ち消してくるようなら、やや下落を疑った方がいいかもしれません。

ドル円・4時間足チャート – 短期的な上昇に警戒

仮に白ゾーン(132.451 – 132.590)をひきました。
この白ゾーンはまぁまぁ底堅い可能性のある価格水準です。

もし来週月曜日の東京時間スタート時に、この白ゾーンより上で推移していれば短期的に上昇していく可能性はあるのかなぁと予測しています。

ただし、見ての通り直近ローソク足は陰線を形成しており上値も重いため、実際にトレードする場合は難易度が高いかもしれません。

できるだけ白ゾーンに引きつけてトレードしたほうがいいでしょう。

そのまま緑ゾーンあたりまで上昇する可能性もあるのかなとは思っていますが、まぁ上値は重いので適度に利確しながらトレードするのがベストかなとは思いますね。

来週の価格推移の見通し

赤ゾーンと青ゾーンの2つの範囲に分けて価格推移を予測します。

赤ゾーン:131.372 – 134.063
青ゾーン:134.064- 135.512

それぞれのゾーン内にいる間は、そのゾーン内を推移し続ける傾向が強そうなところで範囲を分けています。

まとめ

先月は雇用統計の失業率が市場予想を超えたことや、シリコンバレー銀行の経営破綻の影響を受けて大きく下げる相場を作ってきました。しかしその後、米地銀によるシリコンバレー銀行を買収合意によりドル円は底堅い値動き。

テクニカル的にも相変わらず上値は重いですが、やや上昇圧力も増してきている印象であり、上でもなく下でもなくといった感じでしょうか。

基本的には下落圧力は強いですが、来週の重要経済指標の結果によっては大きな動きを作ってきそうなので要警戒といったところ。

来週は主な重要経済指標は4月3日(月)の米ISM製造業景気指数、4月5日(水)の米ADP雇用者数、米ISM非製造業景気指数、4月7日(金)の米雇用統計です。

それでは来週も頑張ってトレードしていきましょう。

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